「エミ・エレオノーラ+ubu他」@1Mile(那覇)
昨晩はタイトルのライブに行ってきた。場所は那覇の「1Mile」(music bar 1Mile:那覇市安里 1-4-18 2F:TEL 098-861-0337 )
今日はなぜか全身が耳のようになっていた。たまにそういう状態になる。周りには知人が結構いたのだが、この状態になると、彼らともほとんど話さなかった。
ライブは、なんと全曲、歌込みの即興である。エミさんは何語でもない歌詞で即興に歌を歌う。とてもいい声だ。そして誰にも似ていない、転びながらするすると歌に付き従うピアノを弾く。
まるでジョークのようだが、テンションがある。即興でものができて行く緊張感。そこに立ち会う者の面白さ。予定調和的によけいなclicheはどこにもない。
これは脳みその洗濯だ。こういう予定調和のどこにもない音楽をたまに聴くと、日々世間で鳴っていて、否応無しに耳に飛び込んでくるコピペ音楽(あるいは音楽のようなにせもの)で汚れた脳みそがきれいになる気がする。
後半に入るとコウサカワタルさんがサロードを弾いて参加した。この北インドの楽器は、もとはubuさん所有のものであったが、縁を得てコウサカさんのものになった。すごくいい楽器だ。コウサカさんにとてもよく合っている。彼のもとで、ますますいい音楽を作り出すことになるのだろう。
ubuさんは、一曲しか弾かなかったが、やはりピアノが上手だ。バックグラウンドがなせる技か、音の芯があって、くっきりとしている。この辺りではあまり見かけないキーボードだ。
彼の今回の演奏の中心の一つはテルミンだった。新型のEtherwaveを最近入手したとのことでそれを使っていたが、まだ音程を探している感じがした。聞けば前の機種よりピッチコントローラーのレンジが広いとのこと。今はそこのところと演奏者の身体の微調整中のようだった。音はすごくいい。
彼のもう一つの道具が、手製の6弦シンセベースだ。これが音域が広い、太い音のでる、強力な楽器だ。
それにホールズさんが一曲はいって、名護辺りで買ったという鳥笛を吹いた。「1本1000円、2本500円?」というのだが、きっちりと音楽になっていた。
頭がクリアになり、いい気分で帰れたライブだった。どうもありがとうございました。
