なるべく同じ条件下で2つの新旧リストカメラで撮影した。被写体をかえていつくか撮影したのだが、やはりWQV-3の画質の悪さは改善されない。

 

 ■比較1/文字
対 象
雑誌の背表紙
  
明るさ
蛍光灯
距 離
約10cm
雑誌の背表紙を約10cmの距離から撮影。WQV-1では細かな部分までハッキリ見えるので、雑誌名・何月号かが特定しやすい。もう少し近づけばルビまで読み取れるだろう。対してWQV-3はカラーなので種類はわかりやすいが、文字がぼやけていて読み取るのに苦労する。このあたりがWQV-3がメモ用途に向かない理由。WQV-1と同じ使い方はできない。

 

 ■比較2/接写
対 象
ミニチュア
  
明るさ
蛍光灯
距 離
約5cm
スペック上では撮影可能距離:30cm〜∞となっているが、この距離でもWQV-1はハッキリ写る。細かな模様はもちろん、その表面の鱗の凹凸まで写り込んでいる。逆にWQV-3は雑誌の背表紙と同じくぼけていて、かろうじて模様は判別できるものの鱗の凹凸が消えている。

 

 ■比較3/超接写
対 象
ミニチュア
  
明るさ
蛍光灯
距 離
約1cm
さらに近づき、1cmの距離から撮影。WQV-1はそれでもハッキリと撮影することができた。この距離は雑誌のURL等を写す時に重宝している。WQV-3は見ての通り。ちょっと使い物にならない。

 

 ■比較4/花
対 象
ブーゲンビレア
  
明るさ
太陽光/晴天
距 離
約30cm
さすがにこれはカラーが有利だろうと、ブーゲンビレアの花を撮影。WQV-1はもやもやした何かの塊にしか見えない。しかし、WQV-3でも細部がぼやけているので花だと判別するのは難しい。色がついている分いくらかマシという程度か。期待外れな結果。

 

 ■比較5/風景
対 象
久茂地川
  
明るさ
太陽光/晴天
距 離
WQV-3はピントがずれているだけなのか確かめるため、遠景を撮影。WQV-1よりもWQV-3の方がはっきりと「川」だとわかるが、相変わらずボケているので印象は良くない。単にピントがずれているのではなく、こういうものらしい。

 

 ■比較6/メモ用途
対 象
値札
  
明るさ
店内/蛍光灯
距 離
約10cm
個人的に普段使うことの多い値札の撮影比較。値段はどちらも判明できるが、WQV-1は上の「三菱」が読み取れる。何を撮ったかを覚えていれば「全自動洗濯機」まで読むのは難しくないだろう。対してWQV-3は値段以外は読み取れない。かろうじて「三菱」が読める程度か。

 

 ■比較7/スナップ
対 象
ゴン太
  
明るさ
太陽光/晴天
距 離
約30cm
たまたま本屋の前に犬がいたので(勝手にゴン太と命名)、すぐさま撮影。いつでもすぐ撮影に入れるのがリストカメラの利点。唯一WQV-3に及第点をあげられる結果となった。しかし、ここでもWQV-1のシャープさが際立つ。犬の毛の細部まで写っているのはさすがだ。

 

 ■比較8/スナップ2
対 象
SV400
  
明るさ
太陽光/曇天
距 離
約2m
今度は比較のためバイクを撮影。バイクのメタル感や、ナンバーはやはりWQV-1の方がハッキリとでている。カラーになったことでスナップ用途に活躍するかと思ったのだが、WQV-3のこの結果ではスナップしてもガッカリするだけだ。

 

 ■オマケ
対 象
風景
 
明るさ
太陽光/夕暮れ
距 離
オマケ。さすがにこういった風景はWQV-1で撮影しても意味がない。このあたりはカラーならではの強みがでている。
しかし、風景を撮るなら普通のデジカメで撮ったほうがずっと綺麗に撮れる。リストカメラのアドバンテージはない。

 


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